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印鑑製造・販売の伊藤印材店(宇都宮市星が丘2丁目、伊藤信一社長、
028・622・5804) は 、電子データに印章を押せるシステムを開発 、
販売している。
印鑑に見立てた専用の端末を用い 、パソコン画面上に押すことで 、電子
データに印影を残せる。
社内LAN(狭い範囲内でのネットワークの構築)
の普及に伴い、増えつつある電子データのやりとりでも押印の決裁ができる。
このシステムは専用端末とパソコンに印影を記憶させ 、端末をパソコン画
面に接触させると、画面に押印できる仕組み。
電子データに印影を残せることから、ペーパーレス化のためパソコンなどに
よる社内文書のやりとりをしている企業なら、出張先でも社長や部長が決
裁できる。
パスワードを用いることで、他人が使うことを防ぐ。使用者のパソコンにしか
登録できないため、端末がないと押印は不可能。同社システム開発部の
角田部長は「あえて端末を作ったことで、セキュリティーを二重にした」と説
明する。
現在のタイプは、マイクロソフト社のOS(基本ソフト)「ウインドウズMe」
まで対応。価格は認め印と日付印が付いて九千八百円。
近く「ウインドウズXP」とPDF(パソコンの文書ファイルの一つの形式)
でも使用できるソフトが完成する。価格は未定だが、来年1月に発売する。
同社によると、印鑑には丸や四角の形により、枠のバランスなどの決めご
とがある。このため「印影を彫る技能がないと、実物と同じレベルのものは作れない」 (伊藤社長)という。
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